求められる技術的要素

それでは、ここまで見てきたことを踏まえて看護師に必要と思われる技術的側面についての要素をまとめてみたいと思います。

【鋭い観察眼】
看護にとって大切なのは何より「観察」です。看護の基本は患者の様子を観察することから始まります。患者を注意深く観察し、その病状だけでなく患者が何を求めているのかを察知する技術はなくてはなりません。また、病院内の様子や器具についても漫然と見ているのではなく、いつもと違うことやおかしな点がないかに注意して見る必要があります。

【素早い判断力】
病院では救急患者など、場合によっては瞬時の判断ミスで大変な結果になることもあります。一刻も早く診てもらいたい患者にとって待たされることは一番つらいものです。テキパキと仕事をこなすためには素早い判断力は欠かせません。重要なものとそうでないもの、そこで一番優先するべきものを素早く的確に判断して行動できるようにならなければなりません。

【正しい知識を持つ】
看護師の行動には何事も根拠が必要です。ただ「そう言われたから」とか「いつもそうすることになっているから」という理由で仕事をしていれば必ず失敗が起こります。患者への投薬でもその作用や使用する病気を知っていて、適切な量まで知識に入れておけば、仮に間違って指示されていた場合にもすぐに間違いに気づき、事故を未然に防ぐことができます。他にも患者から聞かれがちなことについても知っておけばスムーズな対応を取ることができます。

【時間を活用する能力】
看護師の仕事は短時間に多くのことをこなす必要があります。限られた時間の中で作業の優先順位を決めてうまく段取りをつける能力は必須と言えるでしょう。また、いくつかの仕事を同時にこなせるような器用さも求められます。急いでいたり、慌てているとミスが起こりやすくなります。そういう時にも落ち着いて仕事をこなせるようにタイムマネジメントの能力も要求されると言えます。

【数字に強いこと】
もともと理系の看護師にとっては改めて言うほどのことではないかもしれませんが、看護の現場には薬品の量や番号といった数字の情報が飛び交います。それ以外にも似たような単位や記号があるのでこれらの見間違え、読み間違えがないようにしなければいけません。似たような名前の薬品の見分けがつくだけでなく、例えば「21863」と「21836」や「6.0ml」と「60.0ml」といった違いがパッと分かるようなセンスが必要です。

これらは基本的な要素なので、個々の現場によっても看護師に必要な技術的要素は変わってきます。また、その時の体調や疲労度によっても集中力が散漫になったり、対応が遅れる事もあり得ます。普段からの積み重ねだけでなく、その現場で常にベストな状態を保てるような体調管理も必要な要素だと言えるかもしれません。
個人的にオススメな職種は、透析です。透析は専門性が高いけれど、慣れてしまえばどの患者さんにも同じ施術をするので楽です。また、プライベートを大事にしやすく、働きやすいといえます。透析自体は未経験から始められるところも多く、看護の現場でスキルアップしていくことが出来ます。

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