看護師の技術的側面

ここでは技術的な側面での「良い看護師」と「悪い看護師」について取り上げます。

【技術的な側面に関して】

<“よい看護師”についての意見>

・仕事が早く正確でテキパキこなせる
・注射や手当てなどの技術が優れている
・何事にも臨機応変に対処できる
・知識が豊富でとっさの事態にもうまく対応できる
・向上心があって自己研鑽を欠かさない
・観察力があり患者の変化にもすぐ気がつく

<“悪い看護師”についての意見>

・仕事にミスや失敗が多い
・通り一遍の対応しかできない
・注射や手当てなどの技術が下手
・決められたルールを守らない
・はっきりしないことを言う

看護師についての意見のうち、技術的側面に関わるものを取り出しました。
やはり、人の健康や命に関わる仕事だけあって正確な仕事や適切な対応が求められていることが分かります。病院では一秒を争うような状況もあり得るため仕事をテキパキこなせたり臨機応変な対処が必要だと思われるのも当然です。また、仕事上のミスや失敗が駄目なのは当たり前ですが、患者にとってみれば看護技術の良し悪しはどうしても気になるところです。笑い事で済むようなことならともかく、無駄に痛い思いをさせられたり命に関わるような間違いをされてはたまりません。採血一つ取っても上手な人は一瞬痛いだけで済みますが下手な人だとずっと痛いばかりかその後で痣になることすらあります。

具体的な技術については最低限は学校で学んでくるのでどの看護師もある程度は身につけているはずです。それでも一人一人のセンスもあるのでどうしても個人によって上手下手の差ができてしまいます。しかし例えば注射の場合、始めに一言「ちょっと痛いですがすみません」と付け加えたり、終わった後で「すみません、痛かったですね」などと声をかけることで技術的に至らない部分をカバーすることができます。たとえあまり痛くなかったとしても黙って注射を打つ看護師よりも、痛いけれども言葉でフォローできる看護師の方が人気を集めることになるかもしれません。

また、特に最近ではインターネットなどで病気のことが簡単に調べられるため、自分の病気や治療法について患者がかなりの知識を持っていることも珍しくありません。そういった場合、看護師が中途半端な知識しか持っていなかったり、曖昧な返答をしてしまうと患者からは頼りない、当てにならない人だと思われてしまいます。そういう意味でも看護師が常に新しい知識を身につけて勉強を怠らないことも求められています。

さらに、医療事故を防ぐためには現場で起きたヒヤリハットの事例などを参考に事故や危険を防止する取り組みも必要です。どんな時にミスが起きやすいかといった情報を共有すればできるだけミスのない看護師を目指すこともできます。ここからは実際に報告された事例なども踏まえて看護師に求められる技術的要素を考えていきます。

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